レオタード ミラー

お客様の声

社交ダンス
【ジュブナイル】

ジュブナイル用レオタード

レオタード子供用

子供用レオタード

ノースリーブ子供

キャミソール普通タイプ子供

キャミソールオペラタイプ子供

半袖子供

五分袖子供

フレンチスリーブ子供

七分袖子供

長袖子供

私が作っています

バレエ用品の仕立てならミラーへ
レオタードミラー店長

佐藤 典子
(踊りは何でもスキ)

まとめ買いがお得です

店主は、長年のダンス愛好家です。その経験と洋裁の技術を生かし、踊りやすく、≪着心地の楽なレオタード≫を製作、通販しています。どれも良い生地で丁寧に縫いました。たくさん欲しいお稽古着ですから、お求め安い価格でご提供します。様々なダンスのレッスンにどうぞお試し下さい。

■本について(たぶんその一)


スマホやタブレットを持つようになると、

様々な利点がありますが、

何年か使っていく中でそれにも慣れ、

それほど感心する事もなく当たり前のように

なってしまいました。

そんなある日、あ!と思う事がありましたので、

ちょっと書きたいと思います。


芥川賞を取った「火花」という小説がとても気になっていました。


作者の又吉さんが、太宰治が好きで多大な影響を受けたと

仰っていたものですから・・


私が若い頃、まだスマホなんてものもなくて、

地下鉄やバスの中では、みんな本を読んでいる時代でした。


今はもうなくなってしまったけれど、

勤めているスポーツクラブのすぐ近くに

すばらしくボロボロの古本屋があったんです。

そこには本当に古本というにふさわしい本がたくさんありました。

今のように古本といってもきれいに整えられている訳では

ありませんでしたから。

いつの時代のものか・・

あまりにも古い本で紙が茶色になっているもの

なども平気で買って読んでいました。

昔の本はとても字が小さくて読むのも疲れるのですが、

当時は若くて目も悪くなかったので問題もありません。

ある時なんて、古本に走り書きしたメモ(それも茶色に変色)

が挟めてあったり、本の裏表紙に誰かの名前が書いてあったり

したものもありました。

何十年前か知らないけれど、当時のペンは万年筆だったのか・・

きっとブルーのインクで書かれたものだったんだろうな~

という感じの文字でした。

それらを見つけた時の、なんとも言えない気持ちの悪さは

筆舌に尽くしがたい(おおげさ)。


その古本屋さんの中でも、太宰コーナーがお気に入りでした。

このコーナーの端から端まで読んでやる~という勢いで!


それでかなり読み倒しました。


もちろん他の作品も読みまくりましたが、

お気に入りはやはり太宰でしたね。

谷崎潤一郎とかも結構読んだけど・・
(痴人の愛とか最高!)


その古本屋で本を買うと、

持つ穴のあいたポリ袋?

みたいな物に本をポンと入れて渡されます。

紺色でわすれもしない「BOOK」という文字が入っているもの。


そんな私もたまには新しい本を買う事もありました。

ちょっと贅沢しよう!とか思って。


それできれいな本屋さんに行って、

これ下さいとレジに差し出すと、

「カバーかけますか?」と言われたりして・・

「お願いします」というと、

それはもう!すばらしい手さばきで

本屋さんの名前が入った紙をかぶせていくのです。

シュッ、トン、シュー!とか音をたてながら・・

最後に輪ゴムでパチンととめてくれたような気も??

いつもその時に「すごい!本屋さん、素敵すぎ!」と

思ったものでした。


時は流れ、私もすっかり本を読まなくなってしまいました。

第一は目が悪くなった事。

眼鏡をかけないと本が読めなくなってからは、

本当にダメになりました。

それと、スマホです。

あれがあると退屈しないんですよね~

電車の中でも、み~んなスマホを触っています。

大の大人もゲームをしているのです。


そんな折、又吉氏が賞を取り、大きな話題となりました。

気になって気になって仕方なかった私!


少しほとぼりが冷めたら買おうかな・・


そしてついにその時が来た!

本屋さんでその本を手に取りました。

よ~し買っちゃおう!もう読みたい欲望を抑えられない!

とかまた大げさですけど、とにかく買いました。

その時、すっかり忘却の彼方だったアレを見たのです。


シュッ、シュッ、トン!シュー!


あ!!あれだ!!!

とその時に、自分がどれほどの年月本から離れて

いたのか!と初めて思い、ここに綴った訳でした。


長くなるのでこれでおしまい。