レオタード ミラー

社交ダンス
【ジュブナイル】
レオタード子供用
私が作っています

レオタードミラー店長
佐藤 典子
(踊りは何でもスキ)
店主は、長年のダンス愛好家です。その経験と洋裁の技術を生かし、踊りやすく、≪着心地の楽なレオタード≫を製作、通販しています。どれも良い生地で丁寧に縫いました。たくさん欲しいお稽古着ですから、お求め安い価格でご提供します。様々なダンスのレッスンにどうぞお試し下さい。
■大きな心で
こんな踊りの作り方ってあるんだな!
と思いました。
昨日の練習でのことです。
神社での公演に出演することになったとここに書きましたが、その練習の日でした。
6時半に稽古場に集合、との事で、集まりましたが、振り付けの方は少し遅れる・・・という当初の予定でした。
ですから先に集まったメンバーは、皆それぞれ、ストレッチをしたり、自分のパートを練習したりして静かに待っていたのです。
そのうちに、一人の人の携帯が鳴りました。
振り付けのNさんからです。
もっと遅れてしまう、という電話だったのですが、そのまま話し続けています。
電話をとった方はなぜか私たちの方を見ながら、真剣な顔で
「はい、はい、はい、あ~~~~、なるほど・・・」
などと言っています。
どうも、次の振り付けを電話で伝えているようでした。
並び方とか、おおまかなイメージですが・・・
電話を切って、その方から、今聞いた内容を教えてもらいました。
それは・・・
「三人で、たてに並んで、後ろの人は前の人を行かせないように、前の人は前に行きたいが、後ろの人に邪魔されるように、押し合いへし合いをする。」
というイメージだというのです。
それでメンバー三人で、これはいったいどういう動きなのだろう?と考え始めました。
私の役は、一番前の人でした。
それで、前に行きたい風に動いて、「こんな感じ?」すると後ろの人が私の腰あたりをぐ~と引っ張って「こうかな~?」なんて言いながら、半分遊びつつ(待っていて暇でしたので)何通りかの振りを考えてつなげてみました。
私が腹ばいになって行きたいほうに手を伸ばし、後ろの人が私の足をつかんでそれを阻む!という振りまで考えて、そこで煮詰まりました。
ちょうど、そのおかしなポーズを三人でやっているところにNさんがおみえになりました。
「遅くなってごめんなさい!」と何度も何度も謝るNさんでしたが、謝りつつ、私たちの奇妙なポーズに目が釘付けに・・・
「そ、それは、なに?」
それで、私たちは暇だから三人で振りのイメージをなんとなく考えていたといいました。
Nさんは、とても喜んで、「やってみせて!」と。
私たちは一連の動きをして見せました。
そして、結果は見事に採用!!
それでなくても本番まで時間がなくて、その上、時間に大幅に遅れて来てしまったNさんは、本当に嬉しかったようでした。
ところで、これが自分だったら、どうだろう?と考えました。
もし、自分の振り付けなのに、自分がいない間に踊り手が勝手に振りを相談していたりしたら・・・・?
今までそんな事なかったけど(ジャズダンスはそういう踊りのジャンルでないし)、もしこういう場面になったら、自分はNさんのように出来るだろうか?
自分の作品に口出しをされて、気分を害し、せっかく考えてくれたものをすべてボツにして、その上稽古の間中不機嫌な顔をしていたのではないだろうか・・・
そんな風に思いました。
だけど、別にすご~い振付家でもないのですから、そんな風にするのって格好悪いよな~。
私もNさんのように、心の大きな人間になりたいな~と思いました。
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日時:2011年6月14日 08:45